全員営業とは?

現有戦力に眠る潜在営業力を引き出す仕組み。
視点を変えれば、営業マンより商品に詳しい製造スタッフや、お客様と懇意な事務職がいるものです。お客様からすれば、その社員が営業職かどうかはしょせん会社の都合です。お客様視点で組織を見直し、一人ひとりを営業戦力として活かす仕組みをつくることが全員営業の基本です。

一過性の属人営業から永続的な組織営業への変革。
年月がたてば、お客様だけでなく社内の人材も入れ替わります。営業部門のエースが一人抜けると、そのまま業績のダウンにつながる等は、よくある話です。全員営業は、営業マンの個人的な能力に依存する脆弱な属人営業から脱却し、仕組みと戦略で勝負する強固な組織営業へと変革できる転機となります。

中小企業が勝つための唯一の「長儲け®」戦略。
中小企業が目指すべきは、コストやリスクを掛けて大儲けを狙うことより、自社で続けられることを通して適正な利益を生み出していく長儲けの経営です。各人が営業マインドを持って、持ち場と特長に応じて顧客創造し続ける全員営業こそが、繁栄発展への最良の方策です。
※長儲け®は、辻経営の登録商標です。
〈コラム〉「経営改革と営業強化の提言」
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◆全員営業のポイント 第258話『不況時のみ生じる経営へのメリット』

行動自粛制限が解除され、コロナ騒動も一里塚を越えた感はありますが、それでも東京都は、感染状況を考慮すれば、決して制御できているとはいえません。 なかには、私と同様に、東京都が発表する数値を信用していいかどう…
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◆全員営業のポイント 第257話『混迷期の経営の処し方』

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