全員営業のポイント 119話 儲かる会社の経営投資
会社で新しい営業の施策を行おうとすると、
経営資源の「ヒト、モノ、カネ…」を活用する
ことになります。
どうやるかはモノ(新たな施策含む)が、
誰がするかはヒトに関連しますが、中小企業
で最後にやるかどうか決断する段は、カネ
が大きく影響します。
本音をいえば、数億~10億単位で業績を
伸ばしたいオーナー経営者が、数百万円の
投資すら惜しむようでは、お話になりませんが
無い袖は振れないのも事実です。
(※ちなみに弊社でさえ、年間その程度は、
経営&営業施策に投資しています)
わかりやすい例が、プロ野球の球団経営です。
前年、優勝したからといって新戦力の獲得や
野球道具の整備に投資しない球団はありません。
仮に、最下位の赤字球団でも、最低限の投資
は行います。そうしないと、上位チームとの差が
一層広がるのを理解しているからです。
経営者が内向き&リスクを怖がると、うまく
いってる状態では先の手を打たず、しんどい
時には、必要な打ち手さえ確実に結果が得ら
れる保証がないからと何もしない時があります。
そうなると結局、会社がどんな状況でも、
現状維持という施策をとる状態に陥ります。
一見、投資もリスクも抑えられたと考えがち
ですが、固定費と貴重な時間の垂れ流しは
続きます。
儲かり続ける会社は、目に見えない損失と
リスクも考慮して経営します。経営で、最も
取り返しがきかないのは、ヒトでもモノでも、
ましてやカネでもないことを知っています。
それは、過ぎ去っていく時間です。
ゆえに、極論ですが、必要な施策と思ってもカネで
二の足を踏んでいるのであれば、数百万円までの
投資金額なら、経営者のポケットマネーでやれば
いいのです。
中小企業でオーナー経営者が、ある程度以上の
年収を取る必要があるのは、融資やイザという時
のためで、決して贅沢するためではありません。
いっそ、身銭を切ったことで、いつもより本気でとり
くむことになり施策の成功確率が上がるかもしれません。
政府も金融機関も、イザという時に助けてくれない
中小企業は、状況に関わらず、現状~来年以降を
見据えた事業の種は蒔いておく必要があります。
新しい営業の施策を迷ったあげく取りやめることで、
経営資金全体で見れば小銭程度をためたとしても・・・。
もし、来年の今頃になって、あの時やろうと思えば
やれたのに・・・と後悔するならば、すべてが後の祭りです。
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