全員営業のポイント 168話 長儲け社長の期末数字

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ついこの前まで夏の気候でしたが、この1週間で
一気に秋めいてきました。

暦の上でも、9月末ゆえ、日本企業の7割以上を
占める3月決算企業の中間決算です。

通常の月末締めでなく、今期の業績を計る上で
重要な位置づけとなります。

しかし、この段階で多くの中小企業が陥いる
落とし穴があります。

わかりやすい例をあげれば、額に汗して貯めた
売上も、株式投資で当てた売上(営業外収益)も
1,000万円は1,000万円です。

その証拠に、銀行に定期預金で預けても、その
労力の違いは一切評価されず、同じ利息です。

心理的な価値はともかく、経済的な価値は全く
同じという確かな証拠です。

しかし、こと経営的な観点からは、両者の業績は、
まったく意味合いが違ってきます。

最近の風潮は、額に汗して働くよりも、労せず
稼ぐ方がカッコよく、能力が高いと思われがちで、
そういう宣伝広告もあふれていますが…

 

額に汗して稼いだ売上は、例え少額であっても
再現性があります。

一方、出会いがしらで生じた売上(資金)には、
後期や来期以降も、同じく計上できる保証は、
どこにあるでしょうか?

長儲けする社長は、前期の結果だけでなく、
この半年の自分の目論見が、どれだけ当ったかを
売上と比較して判断します。

片や、残念な社長は、「まぁ、色々あったが、
前期もなんとか売上は上がったな」と総括します。

さて、見かけの売上は脇に置くとして、いずれの
社長が良い経営をしていると言えるでしょうか?

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